こんにちは、広尾鍼灸整骨院です。
もう10月ですね。これから段々と寒くなってくるのでみなさん体調には
気をつけてください。
寒くなると多くなってくるのが神経痛です。
今日は、神経痛の中でも多い坐骨神経痛について書きます。
<坐骨神経>
腰~仙骨に由来する人体の中で最も太い神経であり、腰からお尻、太ももの後ろ側を通り、枝分かれしながら足先までつながっています。(総腓骨神経と脛骨神経に枝分かれします)下半身のこの坐骨神経の通る道沿いに、特にお尻や太ももの後ろ側に痛みが出現することを「坐骨神経痛」と呼びます。
<症状>
坐骨神経痛の症状の場所は、お尻、太ももの裏・すね・ふくらはぎがありますが、どこか一部分だけに 症状を強く感じるケースもあれば、足に激痛が走り足全体に症状を強く感じるケースもあります。
1・腰の痛み・臀部の痛み
2・太ももの裏、足へかけての痛み、しびれ
3・体を動かすと痛みやしびれが悪化する
4・痛みのため歩行が困難になる
5・足に力が入らなくなる
6・左右で足の筋肉に差が出てくる
7・張った感じ・冷感・締め付けられる感じ
8・座ると痛く トイレなどに支障がでる
9・強い症状の場合、排尿・排便障害 など
<原因>
坐骨神経痛はひとつの「病気」の名前ではなく、お尻から太ももの後ろ側が痛くなる「症状」を指し、その原因は様々です。最も多いと言われるのが、「椎間板ヘルニア」によって腰の神経(=坐骨神経の出発点)が圧迫されて症状が出る場合です。他にも、「脊柱管狭窄症」と言われる病気や、お尻の筋肉によって坐骨神経が圧迫される「梨状筋症候群」・姿勢不良・骨盤のズレなど原因は多いです。
<椎間板ヘルニア>
背骨は、椎体という骨によって構成されています。この椎体と椎体の間には、クッションの働きをする椎間板という軟骨があります。この椎間板がはみだしたり、飛びだしてしまうのが椎間板ヘルニアと言われています。腰部の椎間板で起こると、神経を圧迫し、坐骨神経痛を起こしたりします。また、加齢によるものをはじめ、スポーツや仕事などでの日常的な腰への負荷や、ストレスなどが原因として考えられていますが、近年の研究により、遺伝的背景によっても腰椎椎間板ヘルニアが起こることがわかってきています。
(症状・特徴)
腰痛・運動時痛(体幹前屈)・運動神経麻痺、第4腰神経(L4)、第5腰神経(L5)、第1仙神経(神経根)(S1)等を圧迫したりします。このため圧迫の部位によって多彩な症状が発生します。左右の神経根のうち、片側の神経のみが圧迫されることが多いため、下肢の症状は片側性に多く症状がみられます。
また、成長期では腰臀部痛、成人では下肢痛が特徴です。特に運動時痛は体幹前屈時に出やすいです。腰部脊柱筋の緊張が強く、腰椎の生理的前弯は消失して、体幹の前後屈が制限されます。(腰椎分離症では、主に体幹後屈時の疼痛が特徴として挙る。)
重症では排尿障害、長期化すると大腿や下腿の筋萎縮なども出現します。
<脊柱管狭窄症>
脊柱管には、脊髄・馬尾という神経が通っていてます。
腰部の脊柱管が、何らかの原因で狭くなり、脊柱管の中を通っている神経が圧迫されることによって腰痛や痺れをおこす病気です。
若年から高齢まで、あらゆる年代で発症する可能性がありますが、50・60歳代~70歳代までの方々に、多く発症する傾向があります。
(症状・特徴)
しばらく歩くと、だんだん下肢が痺れたり重くなったり、痛みが出たりして、長時間歩くことが困難になります。しかし、腰掛けたり屈めたりして、しばらく休むとまた歩けるようになるという、「間欠跛行(かんけつはこう)」という状態が、脊柱管狭窄症の症状の特徴です。
持続して歩ける時間は、人によって違ってきます。
良くあるのが、「年齢のせいで歩けなくなった」のだろうと思い込んで、放置し悪化してから来院される方が多いです。
なので、少しでも身体に変化があれば、来院することをオススメします。
また、腰を反らせる状態、立って腰がのびた状態で痛みが強くなります。なので、手押し車・乳母車・カートや自転車に乗ったりして、前かがみの姿勢をとります。そうすることで、神経の圧迫を緩ますことができます。
<治療>(当院では、しっかり問診をおこない患者さまの姿勢・骨盤などを診て治療方法を決めています。)
・骨盤矯正
・マッサ-ジ ストレッチ(坐骨神経痛の場合の多くは、全身の筋肉の緊張、特に腰と背中の筋肉の緊張が強いため、その緊張をほぐすことが大切です。)
・鍼治療 など
<鍼治療>
鍼を刺入する刺激によって筋肉や神経へ流れる血液量を増加させ、筋肉の緊張をほぐします。そのため、筋肉の緊張によって圧迫されていた神経への刺激が和らぎ、炎症が抑えられるので、痛みが緩和されます。、気の流れが悪くなりバランスが崩れている場合、鍼治療により、気の流れをよくしてバランスを整えるなど、自然治癒力を高めることができます。
何か身体の不調や神経痛で悩まれている事があれば、広尾鍼灸整骨院までご相談下さい。
スタッフ一同お待ちしてます。
<交通事故>
当院では交通事故に遭遇された患者さんにも対応させて頂いています。
保険会社とは、当院がやりとりしますので、治療に専念できるので安心してください。
交通事故の場合、自賠責保険により治療費がまかなわれますので、
窓口負担はありません。
痛みの辛い時や調子の悪いときはなるべく毎日続けて通院される事をお勧めいたします。
治療期間は症状によって違いますが、3ヶ月程度です。
※医師の診断書に基づいて治療しますので、必ず持参ください。
交通事故で悩まれている方は当院にご相談ください
<診療時間>
平日 10:00~13:00 15:00~20:00
土日 9:00~13:00 15:00~18:00
休診日 火曜日・祝祭日
土日は休まずに診療しています。
お着替えもありますので、気軽にお越し下さい。
広尾鍼灸整骨院(接骨院) 03-5420-1552
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